レブル250は中古が断然お得!中古レブルの適正価格は?

レブル250を中古で2台買った私が散々調べた結果、一体レブル250はいくら位なら適正なのか、どのくらいなら手を出してもいいのかをレビューしたいと思う。

レブル250をほしいと思っている方は多いと思う。何と言っても250ccクラスでダントツの人気。そしていま新車でレブル250をホンダドリームに契約をしても半年待ちなどはザラだそうだ。

今すぐレブルがほしい。今年の夏のツーリングに乗り出したいなどレブル250を手に入れたい方は多い。

しかし大人気者であるので、中古車市場もそれなりにたくさんのレブル250は出回っている。ヤフオクやメルカリにもたくさん出品されている。

娘達がバイク乗りたいと言い出して、レブル250を2台ヤフオクとメリカリで落札をした私がレブル250の中古はいくらならいいのか?中古は大丈夫なのか?などをチェックしてみたいと思う。

あくまでヤフオクやメルカリなどを使い、できるだけいい状態のレブルを適切な価格で手に入れたい方向けの記事です。オイル交換やエアチェック、チェーン調整などを含め基本的な整備ができない方は、迷わずホンダドリームへ行きましょう。

この記事に書いてあるコト

レブル250とは?

レブル250 中古

ホンダのバイクであるRebel250(レブル250)は249㏄の水冷DOHC単気筒エンジンを搭載したバイク。1996年まで10年ほど販売されていたREBELの後継モデルとなっている。後継といっても姿かたち、エンジン型式、スタイルなどすべて刷新されている。

そんな新型レブル250は2017年にリリースされました。

レブル250のデザインコンセプトはとてもシンプルなアメリカンクルーザーです。アメリカン、そしてクルーザーではありますがホンダ的にはロードバイクカテゴリにあります。

250ccにしてはサイズがかなり大きく上位機種であるレブル500とフレームは共通。フレームはレブル500用に作られているので250㏄エンジンを乗せたレブル250はエンジン部分がけっこう隙間が開いているのがわかる。

大柄な車体ですが、シート高690mmという足つき性の良さは150cm女子でも安心して両足が地面につく。素直なエンジンとリラックスしたライディングフォーム、足つき性の良さで若い人はもちろんリターンライダーや女性、そしてビギナーライダーに大人気です。

レブル250:2017-2019年モデル

こちらが2017年から2019年までのレブル250になっています。

レブル250:2020年以降のモデル

そしてこちらが2020年以降のレブル250となっている。外観上大きく変わったのはLEDの4眼ヘッドライトだろう。

またマイナーチェンジをされ新たにメーター内にシフトインジケーター、そしてアシストスリッパークラッチが追加されている。

ビギナーにはメーター内にシフトポジションが表示されるシフトインジケーター、そしてクラッチレバーが軽くなりました。またシフトダウン時にブリッピングしなくても穏やかなつながりが実現するアシストスリッパークラッチは非常にうれしい機能です。

タイプ・グレード レブル250 レブル250 S
カラー マットジーンズブルーメタリック
マットアーマードシルバーメタリック
マットフレスコブラウン
パールスペンサーブルー
マットアクシスグレーメタリック
最高出力(馬力) 26ps/9,500rpm 26ps/9,500rpm
最大トルク 22N・m/7,750rpm 22N・m/7,750rpm
参考新車価格(税込) 599,500円 638,000円
エンジン形式 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
全長 2,205mm 2,205mm
全幅 820mm 820mm
全高 1,090mm 1,090mm
車両重量 170kg 171kg
シートの高さ 690mm 690mm
燃費/L 46.5km/l(60km走行時) 34.1km/l(WMTCモード値) 46.5km/l(60km走行時) 34.1km/l(WMTCモード値)
タンク容量 11L 11L
希望小売価格(税込) 610,500円 649,000円

レブル250の中古車適正価格は?

レブル250の中古車適正価格はいくらくらいだろうか。通常バイクショップであればマイナー前が40-50万円、マイナー後が50-70万円という感じだろうか。

もちろん走行距離にもよるし、転倒などしていてタンクなどに傷があればその分安い。

ショップや店頭ということで10万円の利益が乗っていると思えば手数料がない個人売買は上記より10万円下がるあたりが妥当かと思う。

中古レブル250をヤフオクメルカリ個人売買で買うポイントは?

レブル250をヤフオクやメルカリなどの個人から購入するメリットはズバリ安いからに他ならない。しかし、今はネットで情報が簡単に手に入るので、個人売買でも上記のようなショップ並みの強気価格をつけている方が多い。

そこで個人売買で購入することを考えている方は、ある程度長期戦で望むとよいだろう。基本的な購入価格ラインは以下になる。

  • マイナー前のレブル:25-45万円
  • マイナー後のレブル:45-55万円

価格の幅はあるが、一番重要視をするのは走行距離になる。

レブル250は人気があるため、たくさんの色々な(事情のある)方がいる。なのでびっくりするようなモノがびっくりする価格で出品されていたりするので、随時チェックは必要かと思う。

マイナー前とマイナー後どっちがいい?

マイナー前のレブルを40万円で購入するならマイナー後のレブルを50万円で手に入れたほうがいいと思います。

理由は以下の3点。

  • アシストスリッパークラッチでクラッチが軽い
  • メーター内にシフトインジケーターがある
  • 査定が高い

足つきやライポジやエンジンなどはほぼ変わらない。LED4眼ヘッドライトは好みが分かれるので、この際どうでもいい。

もしビギナーであるならアシストスリッパークラッチでクラッチが軽くなることと、シフトインジケーターでシフトポジションが表示されるのは非常にうれしいと思う。

また当然マイナー後のほうが・・・もし上位バイクに移行する際に処分時の査定は高くなる。

ウチの娘たちも1年後くらいに「バイクはもういいやー」といい始めた時の、売りやすさや査定はマイナー後のレブルが良いと思う。

走行距離はどのくらいまで?

ズバリ5000キロをラインにしておくと良いでしょう。5000キロならタイヤもまだまだ使えます。多くても1万キロまでに押さえておくと消耗品などの交換サイクルがちょっと先でいいでしょう。

逆に3万を超えていて、主要パーツ(タイヤ・駆動系・ブレーキ)などが交換済みであり、価格も安ければそれも狙い目です。

基本はノーマルで

基本はノーマルの車両を購入すると良いでしょう。マフラーやハンドルなどはノーマルが残っているとよいです。

いつも思うのがバイクを珍改造してノーマルパーツを残していないかったりノーマルに戻すことができないなどの人たちは・・・その珍改造バイクがどうしてその値段で売れると思っているのかが本当にわからない。

よほど自身のセンスや好みに合致する改造車があれば手間も省けるが、できれば珍改造車は手を出さないほうがよいだろう。

オプションは自身の使用用途で評価する

レブルの一般的なオプションとしては以下のものがあります。

  • ETC
  • USB電源
  • エンジンガード
  • バックレスト
  • スクリーン
  • サイドバッグサポート
  • バッグ
  • タコメーター
  • ナックルガード
  • イモビライザー
  • グリップヒーター
  • ハンドル
  • マフラー
  • スマホホルダー
  • ドライブレコード

ノーマル車両を大きく崩す珍改造ではなく、アドオンやボルトオンでのオプションは自身の使用環境によって評価できるのではないだろうか。

またこの中でも自分の好みに合わないであろう、マフラーやハンドル、サイドバッグサポートなどはすぐに取り外すことができるので、ヤフオクなどで処分ができる。

このように自分でつける予定があるものは、あらかじめオプションとして装備されていると、時間も節約になるし多少購入金額が上がったとしても評価できると思います。

特に電装系をさわる必要のあるETC、イモビライザー、ドライブレコーダーなどは作業工賃も加味しても良いでしょう。

実際に私もETC、USB電源、エンジンガード、バックレストは付ける予定がありましたので、予め取り付けられているレブル250を探しました。

欲しいバイクを適切価格で落札するには?

ヤフオクを使い、自身の欲しいバイクをチェックします。その時に「1円スタート」「1万円スタート」「売り切り」などのバイクをウォッチリストに入れて5台、できれば10台以上の落札価格を確認します。

オークションは市場が価格を付けます。売り切りの商品をいくつか見ておけば、あなたの欲しいバイクの落札価格の平均値が取れるでしょう。

また東京大阪から離れた出品地や引取限定というのは比較的安い価格で落札される事が多いので、こちらも要チェックです。

メルカリについてもちょっと言及しておきます。メルカリは基本即決価格表示になっています。そのためバイクなどの高額なモノの商品説明に「即購入はNG」「必ず現車確認」「手元◯◯円」などの表示が書かれていることが多々あります。

メルカリは10%の手数料を持っていかれますので、出品する方も購入する側もいろいろと思惑が交錯するのではないでしょうかw

規約違反はやってはいけませんので、そのあたりはいろいろとあうんの呼吸も駆使して・・出品者側がどのようなことを考えているのか想像しながらコメントを投げてみると良いでしょう。

向こうも上記のようなことを説明に書いているということは、直ぐに購入はしてほしくないということですから。

ヤフオクでの中古レブルの落札をチェックする

ヤフオクでレブル落札

2023年の初夏にマイナー後の2台のレブル250をヤフオクとメルカリで、それぞれ1台ずつ落札をしました。

ヤフオクでの落札を見ていきましょう。

ちょっと高めの価格、55万円のレブル250で落札者は私一人で競うことはありませんでした。私も競う気はなく55万円入札でもし上がったらスルー予定でした。

思惑通り、だれも競うことなくこのレブルは無事に落札することができました。55万円というとちょっと高く感じるレブルですが走行距離と以下のオプションが付いていたことを評価したのです。

  • 走行距離:3200km
  • 自賠責保険:1年付き
  • ETC
  • ETCポーチ
  • エンジンガード
  • USB電源
  • バックレスト
  • バッグ
  • メータースクリーン
  • アクセサリーバー

これらのオプションを自分でつけようと思うと10万円以上は余裕でかかるでしょう。また当然時間もかかりますし取り付けもしなくてはいけません。ETCなどは取付工賃も必要になってきます。

以上のことを考えると車両50万円+オプション5万円での落札なら問題無しと判断をしました。見た目高額なヤフオクレブルですので、誰とも競うことなくすんなり落札できました。

ちなみにもう一台のレブルはメルカリにて47万円(走行距離4000km・ETC付き)で落札をすることができました。

まとめ

レブル250の中古を格安で手に入れるのはヤフオク、もしくはメルカリが良いだろうという結論です。

ただ、見ていると個人売買の方でも業者のような価格を付けている方も散見されます。価格情報がすんなり手に入るネットがあるため、個人でもだいたい10万円は高いと思います。

バイクに限らずオークションなどで落札するためには事前調査が非常に大切になり、自分の出せる金額や許せる範囲などもきちんと精査しておくと良いでしょう。