抵当権抹消手続きを自分でやってみたので、その手順・レビューとレポートをお届けいたします。
先日、ウチの家のローンが完済完了をした。そーすると、それまでウチの家にかけられていた抵当権の抹消手続きが必要になります。
銀行から書類が送られてきて、その中に銀行の司法書士さんが代行してくれる旨の書類も同梱されていて、送り返せばそれで完了みたいなことが記載されていた。
また自身に担当の司法書士がいれば、書類を返送するとのこともかかれていた。ということは頼んでもいいし、自身の司法書士を使ってもいいしということ。
この記事に書いてあるコト
抵当権抹消手続きを司法書士に頼めば手数料がかかる
司法書士に抵当権抹消手続きを頼めば、それも手軽でいいのだが、ちょっと待て・・・これは手数料がかかるよな。
当たり前だが、司法書士さんに抵当権抹消手続きを頼めば手数料がかかる。銀行に電話で問い合わせたが、2万円ほどかかるとのことだ。マジで?
当然、自身の司法書士さんを使っても手数料がかかる。
これは自分でできないのか、ちょっと調べてみるとなんと書類をそろえて法務局へ行けば自分でもできるということが判明をした。
早速銀行に連絡をして書類を返送してもらい、抵当権抹消手続きを自分でやることにしたぞ。
簡単で誰でもできるので、ちょっとやってみよう。一生に1回有るか無いかだしな。
法務局へ手続き申請の相談をする
抵当権抹消登記の手続きは、法務局に必要書類を提出して行うわけだが・・・抵当権抹消手続きはなにはなくとも、まず法務局へ手続き申請の相談することをおすすめする。
オレも銀行に書類をとり寄せる前に、まずは法務局へ電話してみた。
法務局に相談することで必要書類や手順についてわかることはもちろん、もしかして管轄の法務局によって取り扱いが異なることもあるので、必ず事前に相談しておくようにしましょう。
さらに、この法務局の電話で、抵当権抹消登記の手続きの予約を取る必要があることも知った。なんといきなり法務局に行ってはいけない。予約を取る必要があるのだぞ!(埼玉県のウチの所在地の場合)
というわけで、この電話をしたときに手続きの予約をした。
銀行に書類を手配する必要があったので2週間後くらいに予約日を入れた。
金融機関から書類を受け取る
住宅ローンを返済し終わると、抵当権の抹消登記に必要な以下の4つの書類が金融機関から届きます。
オレの場合は、銀行が委任しますといえば、そのまま銀行の司法書士が行うようになっていた。なので、自身で行う旨連絡をして書類を送ってもらった。
抵当権抹消登記の手続きで銀行から送られてくる書類は以下のもの。さらに自分で行う場合印紙代2,000円が必要となる。
- 弁済証書
- 登記済証または登記識別情報
- 登記事項証明書
- 委任状
- 印紙代2,000円
これらの書類送付のために電話連絡してから、1週間ほどかかった。なので法務局の予約も2週間後にしたのだ。
抵当権抹消登記の手続き提出書類の準備
抵当権抹消手続きに必要な書類は、金融機関から送られてくる登記済証、弁済証書、委任状と、自分で用意する登記申請書の4つです。
そう、この中で「登記申請書」は自身で用意する必要がある。
抵当権抹消登記申請書のフォーマットは、法務局のホームページでダウンロードできます。記載例のPDFデータもあるので、書類作成時には照らし合わせながら記入していきましょう。
しかし、オレの場合、この申請書のフォーマットPDFをダウンロードしてプリントアウト後に記入しようとしたが、よく分からなかった。
そこで、間違いがあるといやなので、法務局に出向いた時指示を仰ぎながら記述することにした。
で、結論を先に言うと、この申請書も法務局に各金融機関ごとにあらかじめ用意されていた。なのでプリントアウトして持っていく必要もなかった。
法務局によって違うかもしれないので、電話相談の時に登記申請書があるかどうか聞くと良いかも。
抵当権抹消手続きを自分で法務局に行ってやってみた
2020年9月1日に予約した。この日法務局に出向く。10時からの予約。5分前に到着。
このように申請書は法務局にあった。助かる。言われたとおりに記入をする。一番間違いがない。
申請に必要な印紙代は2,000円。
これらをもって申請をする。申請が通ると約1週間後くらいに書類ができるので、再度法務局に取りに行って完了。
約1週間後、再度法務局を訪れ、登記完了証を受け取る。
以上で無事に抵当権抹消登記の手続き完了。やれやれ。
まとめ
抵当権抹消登記の手続きは思ったよりも簡単に行える。この程度の作業で手数料数万円を取られるのであれば、ぜひとも自分で行いたい。
それでなくても自分の家の抵当権抹消登記の手続きなのだから。これで晴れて、ローン完了をして自分の家になるのだからな。
最後の仕事くらい自身で行いたいものだ。ただ、このような法務局などが絡むと平日しか行えないのもまた確か。
サラリーマンなどは平日有給取れるかどうかだろう。ただ、1日有給取って数万円を節約できるなら、それもまたいいのではないだろうか。
面倒なことは一切なかった。銀行より書類をとり寄せ、ただ出向くだけだ。申請書などは法務局で担当の方に聞きながら記入したほうが間違いもなく確実。
ぜひとも抵当権抹消登記の手続きは自分でやってみよう!