DVDプレーヤーは今や時代も去り、値段も崩れ、ただDVDを見るだけというプレーヤーはどうなのだろうという感じではある。VOD全盛の昨今では単一機能しかないDVDプレーヤーを選択するのはアレな気もする。
しかし、それでもDVDを見るだけに特化されたプレーヤーの需要がまだまだ残っているのも事実。実際にウチもDVDプレーヤー買ったもんな。
というわけで、DVDプレーヤー購入に際して、後悔しない選び方を紹介します。
対応しているメディアで選ぶか、置き場所に困らないかなど、DVDプレーヤー自体を選ぶ際ポイントとなる要点をまとめ上げ紹介します。
この記事に書いてあるコト
DVDプレーヤーの選び方
DVDプレーヤーの選び方ですがまず、対応しているメディアはとても重要なポイントです。
DVDプレーヤーで使用するメディアは大きく分けて1層、2層と2種類あります。
1層式と2層式を読み込むことは大半のDVDプレーヤーでは可能ですが問題はその1層、2層といったメディアが自分のパソコンなどのDVDドライブで書き込んだ製品である場合、対応しているメディアでないと読み込めないという問題が起きます。
例えばDVD-VR CPRMというメディアはディーガにて録画した番組をDVDメディアに移すことが出来ますが、DVD-VR CPRMと言うメディアの再生が可能であるDVDプレーヤーでなければ一切DVDメディアの内容を見ることが出来ないのです。
このように対応しているメディアが多ければ多いほどDVDプレーヤーはDVDの中に収めた映像コンテンツを楽しむことが可能となります。
さらに言いますと特殊な映像圧縮技術、divxといった圧縮方式の映像も閲覧できるなど、特殊な映像圧縮技術に対応しているプレイヤーほどDVDメディア内に収めたコンテンツを閲覧できます。
プレーヤー筐体サイズはどうする
DVDプレーヤー選びで重視するポイントとしてはサイズがあります。
これは高さの他奥行きなどを指します。
高さが高い場合、ラックなどに収納できない可能性もあり、横幅が広いとその分ラック内を圧迫するという意味です。
DVDプレーヤーは小型であればあるほど利点としては邪魔にならないという利点がありますが、問題もあり、問題としては小型であるが故、DVDプレーヤー自体が十分冷却できないという問題もあります。
大型のDVDプレーヤーであれば、プレーヤーを冷却するに十分なファンを搭載することが可能ですが、小型の場合、ファンレス仕様などでファンを搭載せず、ヒートシンクの身で冷却するプレーヤーもありラックなどの熱がこもる場所では十分冷却することが出来ず、故障してしまうものも多いです。
その為小さいから邪魔にならないということでラックに入れて気密されている状況下でDVDプレーヤーを使用すると熱で故障してしまうのは、ファンが搭載されておらず、十分に熱を排出できていないがゆえに故障してしまうのです。
対応メディアや互換性について
DVDプレイヤーで使用するメディアですが、複数回データー書き込みをすることが可能なDVD-RW/DVD+RWの他、1回しか書き込めない、DVD-R・DVD-R DL/DVD+R・DVD+R DLがあります。
これらメディアは複数回書き込みをすることができるメディアを読み込むことが出来る物の他1回しか書き込めないメディアを読み込むことが出来るものとがあり両者を読み込むことが出来るプレーヤーもあります。
たくさんのメディアに対応しているものほど高額になり、対応しているメディアが少ないものほどプレーヤーの価格は安くなります。
なお家庭で楽しむDVDビデオ類はDVD-VIDEOと言うジャンルのメディアになりますのでDVDプレーヤーでかつDVD-VIDEOの記載があればすべてのプレーヤーにおいてDVDビデオを楽しむことが可能です。
自分で制作したDVDを見る際、対応しているメディアを読み込むことが出来るかどうかが重要になるという意味です。
なお、1度しか書き込めない-Rと+Rですが、両者には互換性が一切ないので注意が必要です。
HDMIとは?
HDMIとは高精度マルチメディアインターフェースと言う信号をやり取りするための新しいデバイスになります。HDMIはHigh-Definition Multimedia Interface(高精細度マルチメディアインターフェース)の略で、映像や音声などをデジタル信号で伝送する規格です。
従来ではコンポジット方式と言う方式でアナログな情報を電気信号に変換しが増加する手法取り入れていました。
画像と音声を送信するには、アナログ方式の場合、動画送信用の線、音声用の線といった感じに複数の線を用いてプレーヤーとテレビをつなぐ必要がありましたが、HDMIの場合、電気信号をそのまま届ける仕組みなためHDMIケーブル1本で音声と動画の両方を送ることが出来るようになっています。
このデバイスの利点は、複数の線をつなぐ必要が無い点、動画をそのまま電気信号で配信することが出来るため、一度にたくさんの情報を流すことが出来るようになったため、高画質なデータを配信することが可能となり、高画質化が望めます。
一方でデメリットもあり、デメリットとしては、HDMIケーブルは短距離の送信においては、十分な量のデータを送信できますがケーブルの長さが長くなればなるほど、データが消失してしまう可能性もあり、DVDプレイヤーの場合、プレイヤーをつなぐテレビの距離が遠くなればなるほど、映らないといった問題も生じます。
また、HDMIはアナログケーブルと比較すると電力をかなり消費するためMDMIを採用しているDVDにおいてはアナログ方式のみしか対応していないDVDプレイヤーと比較すると電力の消費が多いです。
人気のDVDプレーヤー7台!
それでは今人気のDVDプレーヤーをピックアップしてみた。
パナソニック DVDプレーヤー DVD-S500-K
出典:アマゾン
- アナログ出力に対応
- 「続き見再生」に対応
- ディーガでDVD記録した番組も楽しめる(AVCREC形式は非対応)
- DVD-VR CPRMの再生に対応
- USBメモリの音楽・写真も楽しめる
- MP3/JPEGの再生対応
アナログ出力のみに対応しているプレーヤーでHDMIは搭載していないモデルです。
ディーガで録画したDVDメディアを読み込むことが出来ます。
Jinhoo DVDプレーヤー1080Pサポート
出典:アマゾン
- 【ちょうどいいサイズ】長さ225mm、幅200mm、高さ42mm。コンパクトなデザイン
- 【リージョンフリー・CPRM再生可能】DVDレコーダーで記録されたDVD-RAM/-R/-RW/+Rディスクをサポート
- リージョンフリー
- AVケーブルとHDMIケーブルが付き
- 再生可能ディスク】CD、DVD、DVD-R/+R、DVD-/+RW、CD-R/-RW、VCD、SVCD
DVDプレーヤーで対応しているメディアが豊富でかつHDMI出力に対応しています。
アナログ出力とHDMI両者が使用可能です。
映像圧縮技術にも対応しています。
Sandoo DVDプレーヤー、DVD/CD再生専用
出典:アマゾン
- Sandoo MP2208 DVDプレーヤーはリージョンフリー製品
- 対応ディスク:CD, DVD, MP3, VCD, SVCD, DVD-R/+RDVD-/+RW, CD-R/-RW, CPRM
- HDMIまたはAVケーブルを接続して、ディスクを入れて設定完了
HDMI,アナログ両者に対応しており、USBスロットも搭載しているモデルです。
日本国内のDVDだけではなく海外のDVDも視聴可能なためリージョンの概念がないです。
その上で多数の映像圧縮技術にも対応しています。
パナソニック ブルーレイプレーヤー フルHDアップコンバート対応
出典:アマゾン
- 幅245×高さ38.5×奥行175mm(突起部含まず)
- 高画質映像が楽しめるフルHDアップコンバート、1080/24p出力、Deep Color対応
- 高速起動・高速トレイオープンの快適動作起動やトレイオープンが約1秒の高速動作
ブルーレイを視聴可能なプレーヤーでDVDも見ることが可能です。
HDMI対応のみでアナログ出力は不可能です。
LG ブルーレイプレーヤー フルHDアップコンバート BP350
出典:アマゾン
- 対応メディア: BD-Video,BD-R/BD-R DL/BD-R(LTH)/BD-RE/BD-RE DL,DVD-Video(NTSC)/DVD-Video(PAL),DVD-R/DVD-R DL/DVD-RW,DVD+R/DVD+R DL/DVD+RW
- 対応メディア:Audio CD/CD-R/CD-RW/ USB
- HDMI端子(出力):1EA, Wi-Fi内蔵(Youtube再生可)
- USB playback/外付けHDD再生(USB接続)
- 本体寸法(cm):27.0×4.3×19.5
ブルーレイプレーヤーでかつDVDの視聴が可能なモデルです。
対応している出力はHDMIです。
ソニー SONY DVDプレーヤー ブラック DVP-SR20 BC
出典:アマゾン
- 置き場所を選ばないスリム&コンパクトデザイン(幅270mm、高さ38.5mm)
- 聞き取りやすい音声付き早見再生/遅見再生
- デジタル放送を録画したDVDの再生に対応(CPRM対応)
- 5.1chサラウンドを再生できる「ドルビーデジタル/DTS対応 デジタル音声出力
- エクササイズや語学学習に便利な「A-Bリピート」
- 早送り/早戻しのスピードを3段階で切り替え可能な「高速サーチ」
- ※HDMI端子非搭載
HDMI端子には対応していませんが、再生機能を強化しており早回し再生の他スローモーションなどの機能を強化し、語学学習に使用することが出来るモデルです。
ソニー SONY ブルーレイ/DVDプレーヤー BDP-S1500
出典:アマゾン
- 電源OFF状態から1秒以下で高速起動(高速起動モード設定時)
- ヨコ幅約23cm、場所をとらずAVラックの中にスマートに収納可能
- DVDもハイビジョン映像に高画質化
- 高速ローディングだからソフト読み込みの待ち時間を短縮
- YouTubeやNETFLIX(ネットフリックス)などのネット動画が楽しめる
- HDMIケーブル1本のかんたん接続
- 付属:コンパクトリモコンRMT-VB101J(1個)
ブルーレイプレーヤーでDVDの再生も可能なモデルです。
コンパクトなデザインが売りの商品です。
まとめ
DVDプレーヤーの選び方としては大きさの他対応しているメディアが多ければ多いほど自作したDVDメディアの画像コンテンツを見ることが可能となります。
対応しているメディアが少ない場合、読み込めないことが多いため、出来るだけ対応しているDVDメディアが多いプレーヤーが望ましいです。
より高画質で動画を視聴するのであればアナログではなく、HDMIといったデジタル出力可能なプレーヤーがベストで、プレーヤー自体の冷却機能を考えますと小型モデルは冷却性能に劣るため除外するのが望ましいです。