成田空港を無事に飛び立ち、フライト時間約12時間でイタリアマルペンサ空港へ、ほぼ定刻通り到着したアリタリア航空AZ787便。
はじめてのイタリアとなるが、実はオレは30年以上前に一回イタリアに来ている。ただ、もう初めてと一緒ね。
外気温28度とか言っていた。この時期はやっぱり暑い。
初めて降り立つイタリアミラノ、マルペンサ空港。まぁ、普通の空港ね。
マルペンサ空港はミラノ市街から約50kmほど郊外にある。けっこう遠いところに位置していて、シャトルバスや公共交通機関を使ってもミラノ市内まで1時間はかかる。
空港コードMXPを持つマルペンサ空港は北部イタリア最大の空港となり、我々の降り立ったこのターミナル1がメインターミナルとなる。
この記事に書いてあるコト
空港カートは有料2ユーロ
出国でも入国でもカートが無料なんて・・・なんて成田や羽田空港はすばらしいんだ・・・と、いつも思う。そう、ここマルペンサ空港もカートは有料。1台2ユーロとなっている。
ちなみに到着も出発も有料で2ユーロとなっていた。
ユーロ紙幣、コインはもちろん、クレジットカードでも支払いができるので、ユーロを持っていなくてもカートを借りることができる。
オレみたいにスーツケース以外の荷物が多いやつは、カートは絶対に必要となる。とくに自転車を持っていると絶対に必要。
ところで、マルペンサ空港、入国で税関がなかったような・・気がする。
ユーロ両替
荷物を受け取ったら、すぐに出口となった。
外に出ると、すぐに両替所がある。日本円で3万円ほどユーロの交換をした。
ミラノ・マルペンサ空港 第1ターミナルでSIMを購入
AZ787便がマルペンサに到着する前に家族3人、全員がThreeのSIMを刺した。嫁さんと次女のASUSスマホはなんの問題もなくネットにつながっている。
で、オレのスマホだけ、つながらない。さすが中華スマホ・・・こんな時だけダメか。
海外来てスマホがネットに繋がらないほど不安なことはない。街に出て探してもいいが、面倒ということもある。
で、上記の両替所でユーロに換金しながら、よく見ると・・・ボーダーフォンのSIM売っているじゃん。
イタリアミラノ、マルペンサ空港では第1ターミナル出てすぐにある両替所でボーダーフォンのSIMが売っています。
この時点で1ヶ月データー通信8GBのデーター専用SIMが35ユーロだった。
マルペンサ空港のレンタカーシャトルは出発ゲートから出る!
今回、イタリアマルペンサ空港に到着をして、1番困ったのが・・・レンタカーのシャトルバスはどこから出るのか??ということだ。
通常どこの国の空港に行っても到着ターミナルを出れば、あとは公共交通機関、タクシー、電車、バスなどの交通機関の案内とともにレンタカーシャトルバス乗り場が案内されているはずだ。
バスがない場合、メルボルンなどは空港到着ターミナルを隔てて、となりのビルがレンタカーの貸出場所となっている。
しかし、いつもはあるであろう、レンタカーの案内、レンタカーシャトルバス乗り場の案内が見つからない。マジか?
オマケにオレのスマホつながらないし。さらに到着ターミナルには有人のインフォメーションも無いときている。こんなの初めて。
次女のスマホで今回借りたレンタカー会社「InterRent」をチェックしてもらうと、レンタカー会社は
Terminal 1 Meeting Point: For Interrent customers landing at Terminal 1 it's necessary to reach the meeting point placed at gate 16 inside the departure hall and contact shuttle bus service "KingParking" phone +390689830777, choosing option 1. The shuttle will come and will bring the customers to Interrent office in five minutes.
- http://milanairportcarrental.com/interrent_italy_milan_airport_depot.html
レンタカーシャトルバスが出発ゲートに出てるの?マジで?到着ゲートじゃなくて?
ホント、半信半疑で出発ゲート16番ゲートに行った。
これがマルペンサ空港出発ターミナル16番ゲート。
出発ターミナルにはインフォメーションが有人だったので、念の為「InterRent」のシャトルバスのことを聞いたら、16番ゲートの外で待てとのことだった。
で、外を出て見てみるとマジでKingparkingのバンが止まっていた。マジか。荷物を置いてダッシュで行き、ドライバーに聞くと、このバンで「InterRent」へ行くとのこと。
バンのドアにも「InterRent」のマーク入っているし。
KingParkingと表示されたシャトルバス・・・いやバンね。
空港に到着をしたら、上記の電話番号に電話して、16番ゲートの外で待つシステムね。はじめてよ。そんなの。電話なかったらアウトじゃん。
この手のやつは、やっぱ事前にチェックしておくべきよね。特に中小のレンタカー会社の場合は。
マルペンサ空港より20分ほど郊外へ走り、「InterRent」のオフィスに到着。まぁ、オフィスと言うより駐車場ね。
工場?の中に「InterRent」のオフィスを発見。
30分ほどやり取りをして、やっとこレンタカーを借りることができる。
レンタカーにご対面・・・したが、この大きさだと、大人4人、スーツケース、自転車、その他の荷物は絶望的に入らない。3人ならなんとかなるが、あとから合流をする長女が乗れないことは明白。マジか。
またアップグレードするのか・・・もう疲れたなー
と、言っても始まらないので、さっきのおねーちゃんに車が小さいのでアップグレードを申し出る。
そーすると16日間79.29ユーロで車をアップグレードできるとのことだ。
とりあえず、車を見せてくれと申し出ると、2つのキーを渡された。1つはフォード、もう一つはルノーとのことだった。
車の止めてあるパーキングに行くとルノーはちょっと小さめ・・・で、フォードを見るとステーションワゴンじゃん!
約80ユーロであの小さいコンパクトカーからミッドサイズステーションワゴンにアップグレードされた。これはじめから貸してくれよ。
スーツケースをはじめ、自転車や大量の荷物は問題なく積み込むことができた。
ただ、さすがにヨーロッパのレンタカー。トランスミッションはマニュアル。エンジンはディーゼルだったぞ。まーいいんだけど。
やっとこ車に乗り込めたのは日もくれた22時だったよ。飛行機到着が18時半過ぎ、荷物すべて拾って外に出られたのが19時半過ぎだった。
そこからレンタカーシャトルバス探し、レンタカーアップグレードなどなんやかんやで2時間半もかかった・・・アメリカではありえないよ。
まとめ
というわけで、なんだかんだで、無事にレンタカーを借りることができ、今日の宿のホテルに向かうことができた。
22時近くなってしまったので、ホテルのチェックインが心配されたが、マルペンサ空港から数キロと近いホテルを予約しておいたので、15分ほどでホテルには到着をして、こちらも無事にチェックイン完了した。やれやれ。
さて、レンタカーを借りてスタートする前に、このようにオドメーター(積算距離計)などをカメラで撮影をしておくとよいよ。