車のスマートキーで盗難?リレーアタックとは?盗難防止 対策は?
オレの愛車はもうすぐ20年にリーチするタウンエースベースキャンカーだ。オートロックもない。しかし、去年うちにも今風の車がやってきた。
そう、黄色のホンダN-BOXね。
で、このN-BOXだが、当然のようにスマートキーがついていて、なんもしないでもドアに近づいてドアノブに手をかけるだけでロック解除される。
さらに座ってスターターボタンを押すだけで、エンジンがかかる。マジか。
しかし、このスマートロックの機能を悪用した車盗難が相次いでいるとのこと。早速対策をしてみたぞ。
この記事に書いてあるコト
盗まれる・盗難車ランキング【プリウス・ランクル・ハイエース】
- http://www.sonpo.or.jp/news/file/01333.pdf
2015年-2017年の盗難車ランキング。もう毎年ベスト3はトヨタ車で占められている。マジか。
- プリウス
- ランドクルーザー
- ハイエース
- レクサス
- スカイライン
- クラウン
- アクア
- キャンター
- フォワード
- マーク
- アルファード・ヴェルファイア・エルフ
- インテグラ・エブリィ・カローラ・セルシオ・ファイター・レンジャー
プリウスなんて3年連続第一位。あかん。
さらにプリウス、ランクル、ハイエース、レクサスは・・・もうおなじみとなっている。あかん。
車のスマートキーのリレーアタックとは??
今現在、最新窃盗団はこの手を使うそうだ。クルマの盗難手口がこのスマートキーのリレーアタック。
- https://www.sankei.com/affairs/news/190129/afr1901290017-n1.html
スマートキーは当たり前だけど無線。いつも四六時中無線電波を出している。だからキーを持っているだけでドアが開くし、エンジンがかかる。
窃盗団はスマートキーの電波を受信してその電波を増幅する。距離が遠くても中継する犯人が何人もいれば離れていてもリレーできる。
で、スマートキーがなくても、スマートキーの電波を車が掴み、ドア解錠されエンジンがかかる。
上記表を見ると2017年の自動車盗の認知件数は約1万件。
このうち鍵がない状態で盗まれたケースは7割を占めているとの報告がある。ウソでしょ。
スマートキー 電波遮断ポーチで微弱電波を遮断する
- RFID情報のスキャン/無線周波数情報の漏洩/遮断車用鍵信号
- 素材:高級皮革
- サイズ:縦8.8cm×横12.7cm
- 重さ:50g
基本、スマートキーの電波を遮断すれば、コトは解決をする。
一番簡単なのはアルミホイルなどでキーを包めばOK。でもそれはいまいち。第一ホイルが破れたらダメじゃん。
なので、専用の電波遮断ポーチを買った。
ホントに電波遮断ポーチは電波を閉じ込める?
というわけで、実際に電波遮断ポーチを購入して、本当にスマートキーの電磁波を外に漏らすことがないのかを実験してみた。
電波遮断ポーチ開封の儀
けっこうしっかりした作りの電磁遮断ポーチ。2つ入りを購入した。
スマートキーはもちろん、クレジットカードも余裕で入る大きさとなっている。
電磁遮断ポーチとアルミホイルでスマートキー電波遮断のテスト
電磁遮断ポーチにN-BOXのスマートキーを入れる。
蓋の開いた状態ではドアノブに手を触れればすぐにドアロックは解錠される。
ちなみにポーチには2つの入れる場所があり、奥の方が電磁遮断になっている。車に乗る時は電磁遮断をされない手前のポケットに入れる。
また電磁遮断ポケット部にはキーホルダーが付属をしている。
このように電磁遮断ポーチにスマートキーを入れてドアノブを引いてもドアはロック解錠されない。
完璧だ!キーが目の前にあっても、遮断ポーチに入れてしまえば電磁波は漏れていない証拠となる。
続いてスマートキーをアルミホイルにくるんでみた。これで電磁波遮断ができるかどうか?
結果、バッチリとスマートキーの電波を遮断している。ドアノブを引いてもドアロックは解除されない。
まぁ、ただ、アルミホイルは、ちょっと実用性にはかけるかもね。
まとめ
というわけで、スマートキーのリレーアタックによる盗難防止には、この電波遮断ポーチが絶大ということが検証できた。
わずか1,000円もしないこのポーチ一つで、大切な愛車を守れると思えば安い買い物。狙われれば、ものの数秒で解錠、エンジン始動されてしまう恐れのあるスマートキーリレーアタック。
ぜひ愛車の盗難防止をしてほしいと思うぞ。自宅から駐車場が近い方もこのポーチにキーを入れて保管しておけばホント安心だ。