うちにビートが来て約5ヶ月3000kmほど走行をしました。
そこで今日は、今わかっているだけではありますが、ホンダビートの楽しさや、このクルマならではのメリットなどをゆるめにレビューをしたいと思います。
ホンダビート軽自動車スポーツカーや、オープンカーを買おうか迷ってる方の背中を軽く押してみたいと思います。
そして旧車ならではの問題なども合わせてチェックをしましょう。
生温か目にお付き合いいただければと思います。
この記事に書いてあるコト
その1:スタイリングとデザイン
ビートのスタイリングは非常に特徴的です。
横から見るとわかるのですが、フロントフェンダーから直線的に伸びたラインがまっすぐとドアを突っ切って、リアフェンダーのエアダクトまで伸びています。
それがエアダクトでターンして、ドア下を再びフロントまで伸ばしている、なかなかないデザインです。
そして、これほどまで黄色という色のあう クルマはないと思っているほど、カーニバルイエローがサマになっていると思います。
ビートの魅力はこのスタイリングとデザインがあってこそではないでしょうか。
その2:高回転型エンジン
ビートのエンジンはE07A・水冷直列3気筒横置です。SOHCベルト駆動で吸気バルブ2本、排気バルブ2本の4バルブです。
ターボ無しにもかかわらず、軽自動車のパワー上限いっぱいの64馬力を8,100回転でたたきだします。リッター100馬力のエンジンなんですね。
タコメーターもレッドゾーンが8500回転と本当に高回転型。
回して楽しいホンダビートのエンジンです。
その3:ノーマルでもいい音のエンジン音
ホンダビートのオーナーさんはけっこうマフラーを交換してしまいますよね。
その中にはマフラーの経年劣化による交換もあると思いますが、かなりの方が改造系のマフラーに交換していると思います。
私のビートは譲り受けたときからノーマルマフラーです。
しかしそんなノーマルマフラーでもとてもいい音が背中から響いてきます。
車検の時に心配もないし、当然ですがノーマル状態のエンジンであれば、このノーマルマフラーで一番良い性能が出るのではないかと思っています。
私はこのノーマルマフラーの音がとても好きなので、ずっとこのマフラーでいくでしょう。
その4:ハンドリング
ビートの楽しさにハンドリングがあげられます。
車高が低いこともあり、地上からかなり近い位置に着座したシートからみるそれは、ゴーカートのようで、そのハンドリングもかなりゴーカートです。
当然パワステなどは装備されていない、ラック・ピニオン式ですので、路面からのショックや振動がダイレクトに伝わってきます。
制限速度内でも、エンジンを使い切りながらステアリングを切ると本当に気持ち良いです。
その5:シフトフィール
ビートのシフトは非常にクイックで短いです。
なんといってもシフトストロークは40mmとその短さは、あのホンダNSXと同じというこだわりよう。
このシフトをやりたくてビートに乗るというのもまた事実です。
で、このバモスのシフトノブがかなりかっこいい。赤ステッチもいい感じだし、ちょっと握りが太くなって・・・かなりほしい・・・
その6:積載量が意外にある
ビートのデメリットしていつも挙げられる荷物スペースのなさですが、あんがいとビートは荷物が乗ると思っています。
1人で乗る時は、当然助手席スペースはすべて使うことができます。助手席以外の荷物スペースを見ていくと・・
- 世界一小さいトランク
- ボンネット内のテンパータイヤスペース
- シート後ろと幌の間のスペース
- 運転席後ろのスペース
以上4箇所のスペースを上手く使えば2人で2泊3日くらいの旅行はできるのではないかと思っています。
画像はビートのボンネット内に
今度嫁さんを誘ってビートの泊りがけツーリングでもしたいと思っています。
ちなみにテンパータイヤが入っていた場所にピッタリ合う収納BOXの型番はアイリスオーヤマの収納BOXでRVBOX・450Fです。
その7:軽自動車なので維持費が安い
スポーツカーと言っても軽自動車なので、維持費はとても安い印象です。
一般的な軽自動車の自動車税は10,800円ですが、ホンダ ビートは車齢が13年を超えるために重課税され、12,900円かかります。これはちょっとひどいですよね。
ちなみに任意保険は対人対物無制限、人身傷害5000万円、無保険車傷害無制限、弁護士費用等補償特約ありで26,460円でした。
車検も自分でユーザー車検に行けばかなり安上がりになりそうです。
あと高速道路なども軽自動車なので、普通車よりちょっと安いです。
その8:燃費がとても良い
実はホンダビートの燃費は異常によいです。
ビートのカタログデーターでの燃料消費率はリッター17.2kmでした。
しかし、普通にこの燃費を超えることはよくありますし、一般道を流しているとリッター20kmくらい走るとの話しも聞きました。
燃料タンクが24リットルですので、普通にワンタンク400kmは走ることができるのでとてもうれしいです。
その9:幌オープン
ビートの山梨甲府旅は最高でしたー! pic.twitter.com/dToFKw1yG0
— yasu@キャンカーにCB125R乗っけてる (@denden_gogo) December 21, 2024
ホンダビートの特筆するべき一つとしてオープンカーということがあげられます。
世の中のクルマはオープンカーか、オープンカーじゃないかに分けられます。
オープンカーは圧倒的にマイノリティですが、屋根が開くと開かないではかなりの違いがあります。
屋根が開くクルマにのってしまったら最後、これがないとだめになってしまいます。それほどオープンカーには麻薬的な魅力があります。
そしてもう一つ大切なことは幌オープンにした際、頭の後ろもオープンになるのは非常に大切なポイントです。
開放感が段違いなので、タルガトップでいいのか、それともきちんとオープンがいいのかはぜひとも乗り比べてみてほしいです。
私は昔、CR-Xデルソルにのっていたので、幌オープンもハードトップオープンもタルガトップなどのいいとこも悪いところも感じています。
ぜひとも後ろに壁のないオープンカーをのってみてほしいと思います。
その10:まだパーツが手に入る
今回とても古いクルマであるビートを愛車として迎えた理由の一つに、ビートの純正部品がまだけっこう手に入るということがあげられます。
旧車をもつことでとても大切なことは、パーツが手に入るかというのは重要です。
ホンダの方で純正部品の生産を再開するとのアナウンスがあり、また全国のビート専門店により修理がかなりできる、そして相当な経験やスキルが蓄積されていることもとても心強いです。
古い車を長く乗り続けるには、このパーツが手に入れることができるかというのは重要な要素と思います。
その11:小さいスポーツカー
小さいスポーツカーというのは私にとってとても重要なことでした。クルマが小さいとなにかと小回りはききますし駐車するときも苦になりません。
またウチはシャッター付きガレージですので、そこからクルマの出し入れも本当に楽です。
以前リッターバイクに乗っていた時などガレージから出すのが一苦労だったこともあります。
これが軽自動車のビートではなく、3ナンバークラスのスポーツカーだとけっこうガレージから出すのが億劫になったりするものです。
小さいというのは心の負担が少なくなります。気軽に出し入れできるので、乗る回数も増えるのもよいことです。
気楽に付き合える、そして負担が少なく乗ることができる。
本当にホンダビートは私の身の丈にあったスポーツカーではないかと思っています。
まとめ
小さくて気楽に走り出せ、燃費もよく、パーツもまだ手に入る、全国にたくさんの同士がまだ走っていて、エンジン全開サウンドでも制限速度内、しかしアクセルもハンドリングもシフトも気持ちいいオープンカー。
こんなホンダビートは最高です。
この記事は以下の動画にしてみました。ぜひご覧ください。