稚内のライダーズハウス「みどり湯」に泊まったのでレポートをしたいと思う。北海道のライダーハウスに泊まったなんて何十年ぶりだろう・・・
今回はロードバイクで北海道のブルベを走っていたのだが、ワケあって稚内でリタイアを決めた。
時計を見ると19時・・・すぐにでも今晩の宿を確保する必要がある。
真夏8月の北海道、それも週末の宿となると部屋を確保するのが難しくなる。しかし、そこはライダーでもあったオレ。すぐにスマホで稚内のライダーハウスをチェックした。
この記事に書いてあるコト
みどり湯公式サイトをチェック
- http://www.sky.sannet.ne.jp/midoriyu/
そんな感じでオレのアンドロイド君に聞いてみると、稚内市内に「みどり湯」というライダーハウスを見つけた。
スゴイウェブサイトだな・・・なかなか見ないような、今となってはかなり味のあるサイトだ。
利用料金をチェックすると、ライダーハウスは1,000円、ゲストハウスは2,000円とマジ安。
すぐに電話をして見た。ライダーハウスは雑魚寝のはずだが、ゲストハウスを聞いてみると、なんと個室とのこと。ゲストハウスを予約して、稚内に向かう。
サイトには「日本最北端のまち稚内市唯一の銭湯「みどり湯」に併設するライダーハウスです。」とある。最北の銭湯と最北のライダーハウスなわけだ。
ライダーハウスみどり湯に泊まった
みどり湯に到着をしたのはお風呂営業が終わる30分前19時半に到着をした。
すぐに隣のみどり湯にはいる。銭湯料金は大人440円。
この日稚内のお祭りである「稚内みなと南極まつり」であった。そのためハウスでもパーティが用意されていた。参加料1,000円でジンギスカンに焼酎飲めるなら参加しない手はない。
大鍋のジンギスカンはめっちゃうまかった。
その後談笑・・・といっても、一人自転車でかなり関係者外、部外者でアウェイ感を満喫できた。
基本的に昔モーターサイクルライダーだったので、このようなことは何百とやってきた。そんなことを思い浮かべながら一人飲み進める。
人数多く自己紹介タイムはなかったようだが、その後みんなで恒例(?)の肩を組んで「空と大地の間で」を歌ったのには正直ひいた。・・・が、みんな楽しそうだった。
オレもずいぶんと遠いところへ来たようだ。
記念撮影をして、0時の就寝タイムまで談笑が続きました。
ライダーハウスみどり湯の紹介
あらためてゲストハウス、ライダーズハウスみどり湯をチェックしよう。
入口はとなりのみどり湯横になる。
ライダーハウスみどり湯:フロント
こちらがフロントとなる。入り口を入ると左側が談話室となっている。
2階がライダールーム(ドミトリー)だ。
ライダーハウスみどり湯:ガレージ
みどり湯の隣にある施設1階が屋根付きガレージになっていて、バイク、自転車を置くスペースになっている。屋根付きは本当にうれしい限りだ。
ライダーハウスみどり湯:ライダーズルーム(ドミトリー)
こちらが2階にあるライダーズルームだ。非常に快適そうなベッドが並んでいる。
窮屈感は全く無い。
もし早いもの順で・・・手前のシングルベッド確保できれば、マジで快適だろう。これで宿泊1,000円ならめっちゃ安だ。
ライダーハウスみどり湯:ゲストルーム
ちなみにこちらはみどり湯の2階にあるゲストルームだ。こちらは通年営業となっているようです。
これだけの広さの個室が2,000円なら安すぎ。
ライダーズルームのほうは談話室の2階になっているので、基本的に0時ころまで続く談笑で早く寝たい方はうるさいかもしれない。もし睡眠優先であれば、こちらのゲストルームはめっちゃ静かなので、おすすめだ。
みどり湯(最北の銭湯)
本当に普通の銭湯だ。大人440円。入口にロッカー有り。
小ぶりな湯船に熱めの湯がたっぷりはられている。
ちなみにシャンプー、ボディーソープの類はない。すべて自分で持ってくる必要がある。もちろんフロントでも売っている。
まとめ
実はこの2016年の北海道、家族でのぞんだBRM806北海道600km宗谷岬だったが、嫁さんはDNSで長女はPC2手前で膝痛のためDNF・・・・
とりあえず稚内まで行くかと走りだしたのだが・・・ゴールまで引くはずだった家族はいない。そんな状態でモチベーションが続くはずもなく稚内でオレもDNFした。
この日、稚内市内はお祭りと聞いていたので、市内宿はかなり厳しい予想。
さらに経費節減をしたい場合、夏のこの時期であればライダーハウスはかなりいいだろう。
名物おかーさんが切り盛りする「ライダーハウスみどり湯」はかなり有名なようだ。常連やファンも多く、この日の稚内祭りで集まってきた方がかなりいたようだ。
30年くらい前に散々やったことにまた出会えた感じで、新鮮でもありまた懐かしさも感じだ。
ライダーの方がほとんどだったので、その話の内容を聞くに、当時と全然変わっていないことに少々驚きも感じた。海外RM1200kmを基本にしているオレ的に・・・世界に出ていくことが難しいオートバイ旅の閉そく感も少々感じたことも事実。
しかし、バイクに乗って北海道を旅する場合、稚内宿泊においてこのみどり湯は外せない存在であろう。そんなファンになるような要素が盛りだくさんであったことも付け加えておく。
個人的には談話室が喫煙可能なので、宿泊者の喫煙者が多いことはかなりキビしかった。たぶん2階の寝室にも煙が流れているかもしれない。たばこ吸わない方はゲストルームのほうが吉。
いずれにしても、かなり楽しい稚内の夜を過ごせたことに大感謝だ!