恋人岬に行ってきたので、ちょっと普通とは違う逆ガイドをおおくりいたします。ディスっているわけではありませんw
静岡県伊豆市にある恋人岬に(オレ一人で)行ってきたわけだが、その衝撃的で、かなり激しく後悔をしたので、レポートをするよ。
恋人岬は本当にすばらしい自然と海に囲まれ、遠くに富士山が見えるというナイスなスポットだ。外国人の方々にも絶対にウケると思う。
しかし、恋人岬へ行く場合、その「一緒に行く人」によっては、なかなか微妙な空気になるかもしれない。
もし、あなたが恋人岬に(恋人・彼女・嫁さん・気になる方と)行く場合、以下のレポートを見て、行くべきか、ルートに組み込むべきかを、ぜひ熟考してみてくれ。
この記事に書いてあるコト
恋人岬の場所
今回訪れた恋人岬は静岡県伊豆市にある恋人岬となっている。新潟県柏崎市にも同様の恋人岬があるとのことだ。マジか。
土肥温泉より南に約8㎞、車で走ること15分くらいで到着をする。
国道136号線沿いにでっかく上記画像のように「恋人岬」と看板が出ているので見落とすことは絶対にないだろう。
土肥温泉から南下する場合、右折になる。正面がカーブしているので、前方からくる車には気を付けよう。
- 〒410-3304 静岡県伊豆市小下田242−1
- 0558-99-0270
- http://koibito.toi-onsen.com/
恋人岬:パーキング
入口から想像するよりは、非常に広い駐車場がある。
入口看板の近くにも駐車場があるが、一番奥にはこのように大きな駐車場がある。
岬まで歩くことになるので、奥が満車状態でも、ぜひ奥まで行ってくれ。女性がヒールなどをはいている場合は、迷わず奥の駐車場へ行くべきだ。
駐車場から恋人岬へは徒歩で往復1.5㎞ある
実は、以前からけっこう西伊豆は来ているが、この「恋人岬」自体訪れるチャンスはなかった。いつも「まっ次でいいか」とスルーしてしまうわけだ。
で、今回このように寄る気になったのだが・・・岬までの遊歩道の距離を見てかなり後悔をした。
マジかよ往復で約1.5㎞くらいある。
しかも今日は30度くらい気温がある・・・どうする・・・と、一瞬思ったが、たぶんこれでやめたら一生来ないこと確定だ。
気力をふり絞り、オレは恋人岬の遊歩道を歩き始めた。
恋人岬の絵馬
歩き始めいきなりボディーブローを食らうくらいのモノが登場した。
いわゆる「絵馬」だ
ラブ絵馬・・・・
コレ、カップルとかできたら、やらないで帰るわけ行かねーよな・・・
スルーしたら、結構気まずくね?
逆に絵馬ぶら下げたら、それはそれで微妙だ・・・・
この絵馬は駐車場内にある「ステラハウス」で買うことができます。
ちなみに愛情絵馬(小)\390から
恋人岬の遊歩道
ラブ絵馬群を抜けていくと遊歩道は岬へと続いています。
遊歩道は非常に整備が行き届いていて、とても歩きやすいです。
彼女がヒールでも問題ないでしょう。
前半の駐車場からこのラブ絵馬群をぬけると林の中に入り、日陰となりますが、後半は完璧に光を遮るものがありません。
日焼け止め必須です。
そして片道約700mちょい。往復1.5㎞ありますので、心してかかりましょう。
恋人岬の楽しみ方
- 鐘を鳴らしに行こう:ラブコールベル 場所先端展望デッキ(約700m)
- 鐘を鳴らしに行こう:金の鐘 場所ボードウォーク入口(約500m)
- 絵馬を飾ろう:恋人岬ステラハウスで絵馬を手に入れて願掛け小径に飾ってください
- 恋人宣言証明書を発行しよう!:恋人同士はもちろん!ご夫婦・お友達などでも記念に発行できます
- 大人気 君だけプリン:卵の黄身だけを使用したプリン 口どけまろやかなトロトロプリン
大きなお世話というか・・・そっこーで帰りたい(場合の)あなたの気持ちが結構折れるかもしれません。
これ全部クリアーすると、マジで大変そう・・・・という看板がどーんと立ててあります。
ご丁寧に鐘を鳴らす場所が2か所もあります。
やっぱりラブ絵馬はマストでしょうか。君だけプリンで許してくれないでしょうか。
もし、絵馬をスルーしたいのであれば、「絵馬は帰りにしよう」と言って「プリン」で逃げるという策が考えられます。そのあたりは臨機応変に。
遊歩道→ボードウォークへ至る道
このように前半の遊歩道は日陰が多いです。
ベンチも何か所かありました。
しかし、この画像を見るよりもアップダウンはキツイです。マジです。けっこうキツイです。
基本的に、行は下り、帰りは上りという感じです。
ざっくり半分来たでしょうか。で、ここで鐘が2つあることを知ります。
ここから200mの場所に「金の鐘」、最後の岬にあるのが「愛の鐘」。
プレッシャーはかなりきついです。
「愛の鐘」へ続くボードウォーク
日陰エリアを抜けるとまずは「金の鐘」が出てきます。
そこから200mで岬の突端、今回のメインイベントである「愛の鐘」へと続くのですが、これまた上から見ると、かなりの距離がある。
恋人岬:金の鐘への道
まずはこの遊歩道最初の難関・・・じゃなくて最初のイベント「金の鐘」です。
遊歩道が2つに分かれていて、右に行くと金の鐘です。
そして、この金の鐘への道は行って来いなので、戻ってこなくてはいけません。
これ「カーン」とか鳴らして、その後カップル同士すれ違うと、なんか微妙な空気になりそう・・・
一方通行にしてくれればよかったのにと、設計者を恨みます。
で、まぁ、これが金の鐘です。いきなり金の鐘の取扱説明書が入口にあったりします。
- 1回目:自分の身を清めます
- 2回目:相手の心を呼びます
- 3回目:2人の愛を海に誓います
・・・これホントにやるカップルいるのはいいとして、もし3組くらいいたらどうするのだろう。
やっぱ順番待ちとかするのでしょうか。
気を取り直して、金の鐘です。左側が「姉妹提携記念の鐘」、右側にある丸いオブジェが「メガネ記念碑」です。
とりあえず、今日は天気がいいので、メガネ記念碑より富士山を見てみましょう。
おおおーー!!富士山がきれいに見えます。
9月の暑い日なので、すこしぼんやりしています。これは空気が冷たく、澄んでいるほうがきれいに見えるでしょう。
初冠雪あたりの、気温が下がった天気のいい日などかなりきれいに見えるのではないでしょうか。
手をつなぐみち(岬まで約200m)
きたぁぁぁーーーーー!!!!
てをつなぐみち!!!!
これは、かなりメガトン級のストレートを食らったようです。
見なかったふりをして、前を歩くのも、彼女の手を取るのもあなたの気持ち次第。
でもね、結構長いのよコレが。てをつなぐみち・・・・
まー、ここで手を取らなかったら、それはそれで微妙だよな。
いつも、さっさと前を歩いて行ってしまうあなた・・・マジで気を使えよ。
午後はかなり日なたになる
ちなみにこれは朝の7時半くらいなのですが、たぶんお昼とか午後に来る方は、ここら全部日なたです。間違いなく。
太陽は、あなたの向かう方向に沈んでいきます。正面に夕陽を見ることができるのですから。
これを見ると、結構長い階段です。そしてかなりの傾斜があります。
心して進みましょう。
ハートのベンチ
おりきったところにハートのベンチがあります。
コレ・・・座るの勇気いるよな。
まぁ、これに座って2人で自撮り棒する方は、問題ないでしょう。
恋人岬:愛の鐘へ・・・いざ!
そして、最後の階段を昇れば、2人の今日のメインイベントである愛の鐘へ到着です!
おめでとうございます!!!
ばーーーん!
こちらが愛の鐘、そして恋人岬となります。
エリアとしてはかなり広い場所となっていてい、20組くらいカップルがいても大丈夫な広さです。
愛の展望デッキ
そしてこちらは展望デッキ?ベンチ?・・・になっていますので、たくさんのカップルが鐘待ちをしていても大丈夫でしょう。
唯一、鐘とか像とかから視線をそらして時間つぶしをできるエリアとなっています。
しかし、朝一から夕方までほぼ一日中太陽の光をさんさんと浴びることができるので、紫外線や滞在時間には気を使うと良いでしょう。
恋人岬の像
これが恋人岬の像です。バックには富士山が。
すばらしい絵になっています。これを見に来ただけも、ここを訪れた意味があるというものです。
ほら、すばらしくね?
2人の愛の像、そしてバックには富士山。
たしかに夕日の時間に訪れたくなります。
ちなみにオレは、この日の夕日の時間は、かなり飲んだくれていました。
恋人岬メインイベント:愛の鐘
そうです!ここに来た目的は2人でこの愛の鐘を鳴らすために来たのです。
とにかくここへたどり着いたら覚悟を決めて鳴らしましょう。
ちなみに恋人の名前を呼びながら二人で鐘を3回鳴らすと永遠の愛がかなうらしい。
そう・・・「呼び」ながら・・・・です。
2人の愛が深まること間違いありません!
恋人岬の帰り道は結構きつい
でもって、ざっとルーティンをやっつけて終わりではありません。
最後に帰り道が待っています。
下り基調の往路はそんなに気が付かなかった道も、帰りはかなりの登りになります。心してかかりましょう。
まぁ、ここでスタスタ先を歩いたら、まずいことは・・・鈍感な、あなたでもわかると思います。
必ず適切な行動を心がけるとベストです。
恋人岬(→けっこん)看板
最後車に乗り込み、パーキング出ていくと、あるんですよ、これが。
すごい看板だと思いません?
「こいびとみさき」と「といおんせん」はいいとして・・・
「けっこん」??
「けっこん」????
ひらがなで書いてあるので、オレにはよくわからないが「血痕」だろうか・・・
恋人岬のバス停
まぁ、そんな感じで国道に出ると、恋人岬のバス停があった。時刻表は見なかったけど、本数はかなり少ないと思われる。
ここでバスで訪れるカップルなんているのだろうか・・・なんて思う。
いずれにしても「伊豆の恋人岬」の交通の便は良くないと思っていい。行く際は場所、交通などをチェックしてもらいたい。
恋人岬:総括
ここまで画像を交えて解説をしてきたが、言えることはかなりの覚悟をもって恋人岬は訪れてほしい・・・そういうことだ。
特に相手、パートナーとの関係、距離、気持ちなどをきちんとチェックしたうえで、すべてを責任持てると確信してから訪れてもらいたい。生半可な気持ちで行くと、結構オレ以上に後悔すること間違いない。
パーキングからいきなりのラブ絵馬ではじまり、金の鐘、てをつなぐみち、そしてメインイベントである「相手の名前を呼んで3回鐘を鳴らす愛の鐘」だ。
まぁ、最後の「けっこん」看板は見なかったことにしておくと、良いかもしれないな。ちなみにけっこん看板は下田方面の出口付近にある。
そんなこんなで男のオレが駆け足で回っても1時間近くかかるのだから、2人で愛を確かめながら回ると、かなりの時間、針のむしろ・・・じゃなくてすばらしい時を共有できること間違いなしだ!
ただ、くれぐれも言っておくが、オレみたいに男一人だとか、男友達だけとかで行くのもいいが・・・・男だけで、
鐘は鳴らすなよ!
カップルとすれ違ったらバツ悪いこと、この上ないぜ。