東九フェリーの食事・食堂はどんな感じ?(徳島・新門司港)

フェリーに乗って何が楽しいかって言うと「寝る」ことと「食べる」「飲む」ことだ。それ以外にあるのだろうか。

今回のカジュアルフェリーは、いわゆる2等雑魚寝ではない。一人ひとりにカーテンで仕切られたベッドスペースがある。なので「寝る」ということに関しては勝ったも同然だ。言う事なしである。

各ベッドルームは外を見ると言うにはあまりにも小さい窓だけなので、ここから太陽光を浴びることもないだろう。また各ベッドにしっかりと取り付けられたカーテンは遮光カーテンになっていて、閉めてしまえば光からは下船までおさらばできる。寝ることに関しては一抹の不安も感じない。これで耳栓をすれば、起きるのは・・・トイレに行きたくなるか、下船放送となるだろう。

この記事に書いてあるコト

カジュアルフェリーの食関連についてチェックするよ!

このカジュアルフェリー、基本的にレストランなるものはついていない。電話予約の時にもいわれた。レストランや船内の食事を期待した方は、ちょっと残念かもしれない。

しかし、それをカバーできるくらいの自動販売機の充実、また自身で飲食を持ち込む人には、ありがたい設備満載なのだ!

テーブル

食事をするには非常に使いやすいテーブル、そしてイスだ。グループには真ん中にある大きなテーブルがいいだろう。

ファミリーやオレみたいなさみしい一人モノにも壁際には普通の4人がけテーブルもある。ちなみに通路には窓際に小さい目のテーブルと椅子も配備されているので、外の景色を見ながら食事を楽しむこともできる。

また壁際のテーブルには何ヶ所かAC100Vのコンセントもあったぞ!テーブルでパソコン仕事したいヤツにはうってつけだ。

ちなみに船なのでテーブルは固定、イスには頑丈な鎖でフロアに固定されているので椅子の移動はできない。

まずは食事関連の自動販売機だ!

カジュアルフェリーの自動販売域はかなり充実をしている。これにはびっくりした。手ぶらで来ても、たぶん困らないだろう。そして、その値段が非常に手ごろ感がある。

これがあと100円高かったら躊躇するところだろう。しかし、ほぼすべての食べ物を400円にしているところがニクイ!

自動販売機

まずはイタリアン、パスタやピザ関連。ピザが400円なのがやるなー!

コンビニで冷えたワインを持ってきて、パスタとピザで乾杯もいいと思う。キーマーカレーもラインナップされていて、いいトコついているとうなずける。

自動販売機

和食系だ。焼きそば、親子丼、助六寿司、カツサンド・・・と、きちんとツボをおさえてあるラインナップにうなってしまった。

またこちらもすべて400円にそろえてあり、絶対に400円入れてからショーケースの前で、今一度悩むこと間違いないと思う。

なぜなら、売れ線の焼きそば、親子丼は上にリストされているが、各3つずつある。しかし、その下の助六やかつサンドは1つずつだ・・・もし、この後売れ切れたらどうしようと、あなたを悩ませるだろう。

自動販売機

定番カップヌードルやどん兵衛だ。やはり夜食の定番。また飲んだあとの必需品だろう。値段もすばらしく、ほぼ定価だ。

  • チキンラーメン:120円
  • どん兵衛:120円
  • カップヌードル:120円

おいおい、大丈夫か?商売っけないんと違うか??

そして堂々とセンターには「徳島らーめん」が鎮座をしている。150円だ。ここはひとつ徳島入港する前に徳島先取りとして「徳島ラーメン」を行ってみることを、ぜひともおすすめする!

自動販売機

ファミリー系におすすめがこちらの「ミートドリア」「チーズクリームリゾット」「トマトリゾット」だ。さきほどのパスタとピザとこれらを合わせれば、船上イタリアンパーティーができるぞ!!

ぜひ、冷えたワインを持参することをおすすめしたい。

自動販売機

パン類です。実は先程のイタリアンに、これらのパンをいくつかお皿に乗せておくと、テーブルブレッドとしていいのでは?

ビックリしたぞ!東九フェリー!!

次は飲み物・酒関連の自動販売機をチェック!

飲み物自動販売機

飲み物関連は通路奥の喫煙エリア前にある。

この喫煙エリア厳密には区分けはされていないので、微妙にテーブルエリアにも煙が流れ来る。できればきちんと分けてほしいこと提案をしたい。

壁とかドアとかの区切りがないと「くわえタバコ」で歩くヤツいるからな。(実際いたし・・・)

で、飲料と酒関連の自動販売機は以下。

飲み物自動販売機

コーヒーやら、お茶やら。ちなみに地上と同じ値段です。商売っけ無し・・・

飲み物自動販売機

コーヒーやら入飲料系。

飲み物自動販売機

ビール関連。500mlは350円、350mlは250円。チューハイは150円。安いなー

飲み物自動販売機

キリンラガーなどキリン系。こちらも350mlは250円。端麗の方はもちろんビールより安い。

飲み物自動販売機

カップ酒もあった。うれしい。菊正宗、本醸造250円。

以上飲料関連です。これならコンビニで買い忘れても、まったく問題ない価格レベルです。下手にコンビニで買ってきて冷えてないビールを飲むより、こちらで買ったほうがいいと思います。

ラウンジ設備や備品

実はオレ、割り箸を車に忘れてきた・・・こりゃまいった!と思った方は私ではないはず。そんな人達も東九フェリーはやさしいです。

電子レンジ

自動販売機で売っている食品専用の電子レンジ。

電子レンジ

そしてオレみたいに、外でおにぎりとか買ってきている人にも電子レンジがある。

これはマジうれしい。ふところ大きいな東九フェリー!!

お茶

お茶やら水やらのベンダー

コップ

そのコップ。好き放題取り放題・・・

備品

プラ皿。自動販売位の食品用の皿だが、枝豆の皿なんかにはちょうどいいぞ。

ハシ

で、もって割り箸だ。テーブルに無造作においてあった。もちろん爪楊枝入りは泣かせる。

まとめ

これだけ、外部持ち込みウエルカムなのも、うれしい反面・・・拍子抜けという感じだ。

で、フェリー乗船前に一点、あなたにアドバイスをしよう。

もし外部から持ち込む場合、ビニール製でいいのでアイスバッグを持ってこよう。そこに冷えたビール、酎ハイ、そしてワインを入れてくる。

忘れてならないのは、「氷」だ。ロックアイスを一袋入れておこう。あと効率的な冷媒として「冷凍枝豆」を一袋入れておくことを特におすすめする。

オレは帰りもこのフェリーを乗るので、また今から楽しみだ!

楽しいフェリー旅をおすごしください!!